イットク フェス 直前緊急声明!

長文ですが、お読み下さい。

麹町警察署との今までのやり取りです。

8月16日(水)

警備責任者、会計責任者、麹町警察署にアポを取り、イットク フェスの開催を伝え、警察との警備の打ち合わせに行き、趣旨、日程時間、ステージ、出演者のその時点での人数などを包み隠さず伝えました。

ホームページのアドレスも伝えました。その時の警察側の担当は2人でした。

そこで、確認したのは、フェスという言い方をしてるが抗議行動であるので、国会前での抗議行動自体には申請自体はいらないこと、歩道の使用の際は歩行者の導線の確保、警察とこちらのスタッフが協力して安全に運営するように勤めること、機材車は機材を降して、救護、給水、本部などで使うので近くに置きたいことも伝えているので、駐車場所は、国会周辺は取り締まりをしてないので半蔵門側から霞ヶ関側に抜ける国会正門前の通りなら大丈夫であろうことなどで、フェスを止めるということもありませんでした。

あとは警備計画の為に、開催の1週間前くらいにタイムテーブルを持って来て欲しいということだけでした。

そして、先日、麹町警察署の担当の方から連絡が来て、最終の打ち合わせをしたいので、もう一度、署に来て欲しいとのことで、タイムテーブルの印刷が届いた9月20日(水)

に警備責任者と2人で行きました。そうすると、麹町警察署の4階に通され、初めに担当してた2人だけでなく、課長クラスの方が他に5人くらい待っていました。

そこでの話は、8月時点と打って変わって、フェスならイベント会場を借りてやって欲しい、抗議なら時間を短縮し、場所も縮小して欲しいとのことでした。

そこで僕は、フェス自体をやることが自由を規制されることに対しての抗議であること、現時点で出演者が60組あることで短縮、縮小は不可能であるのことを言いました。

あと警察側からは、音の問題で、永田町周辺に住んでいる住人から苦情が出た場合、どうするか?とのことだったので、そこは交渉しながら、音量を下げたりするということを伝えました。

すると警察はもっと強い苦情が来て、やめさせろ!ということになった場合、その時点で、フェスをやめられるのか?と聴いてきました。

それに対しても、僕らは交渉しながら、音量を下げるなどの措置で対応するということを主張しました。

そういう話を堂々巡りで2時間くらい話しましたが、警察としては、苦情が出た場合、警察の言うことを聴いて止めるという確約を取りたかったらしく、一度持ち帰って、返答をするということで終わりました。

その後、ホームページを見た麹町警察署の担当の方から、電話があり、ランキンさんのサウンドシステムの写真を見て、驚き、もう一度、署に来て欲しいとのことで、

9月22日(金)

昨日に、今度はこちらも弁護士の方2人に付き添っていただき、警備責任者と僕で麹町警察署に行きました。

その時は初めの警察の担当者2人は席を外していて、いたのは課長クラスのみでした。

そこで出た話はランキンさんのサウンドシステムのことでした。

僕らがカルチャーヤードの場所を計測し、歩道にはみ出さないで置けること、音に関しても音量調節でなんとかなることなどを伝えると、警察側はカルチャーヤードの場所の管理者は憲政会館なので、そちらからクレームがつく可能性を言ってきました。

それに関しても僕らは交渉して、対応することを言いました。

すると今度は機材車の駐車のことで、以前、暗黙の了解となっていた路上駐車も警察が移動してくれと言ってきた場合、移動しないと駐車違反として取り締まるということを言われました。

そして前回出た強い苦情が出た場合、フェスをやめられるのか?に対して、僕らの返答は、それを含めて検討して、対応するということは言いました。

最終的に警察としては、フェス自体をやめさせたいということでした。

以上が警察との話です。

初めと話が変わってきて、注文をつけて来てるのは、もしかしたら、もっと上からの命令かもしれませんが…。

今、僕らが考えなきゃいけないのは、憲法で保障されてることなどで、警察が抗議行動自体を止める権限はないのですが、音量問題、憲政会館とのやり取り、駐車違反の問題などで、法的な問題で警察に足を引っ張られて、フェス自体の中止をされることを阻止しなきゃいけないことだと思います。

その為には、音量などに注意をしたり、ちゃんと歩行者の導線確保や、誘導、安全面の配慮、車の移動などをして、キチンと自主運営していることをアピールしていくことだと思います。

あとは逮捕者を決して出さないことなどです。

警察も、もしかしたら理不尽に思えるような介入をしてくるかもしれませんが、それに対して、挑発に乗らず、真摯に、毅然とした態度で対応していくことだと思います。

そこを踏まえ、ちょっと大変になりましたが、臆することなく、明日は、素晴らしいフェスを作りあげましょう。

そして、国会周辺があふれるくらいの多くの人を呼びましょう。

そして、今回のイットク フェスが警察の圧力により中止に追い込まれ、治安維持法の再来の前例とならないように、本当に多くの自由を求める人たちの参加を願っています。

 

呼びかけ:通りすがりのロックンローラー 浦邉 力

警察による要求()内は僕らの返答

①フェスなら会場を借りてやって欲しい、抗議なら時間を1~2時間に短縮して、場所も広げず、国会前のエリアだけでやって欲しい。

(ロックフェスを国会前でやること自体が自由を規制されない為の最大の抗議であり、1時間のスピーチより3分間の歌の方がより多くを語れるのがアーティストである。規模の縮小も、現実的に、60組も出演者がいるので現時点で不可能である。)

②音量の問題で近隣住民から苦情が来た場合、それが健康被害を訴えるなどの場合、その時点で中止をして欲しい。

(苦情が出た段階で音量を下げたり、苦情を言って来た方との交渉をしたり、中止を含めて、対策を考慮する)

③ランキンさんのサウンドシステムなど、歩道に置かなくても、憲政会館の敷地の管理者から苦情が来る可能性もあるのでやめて欲しい。

(歩行者の通行、安全、緊急車両の出入りなど出来るように、動線を確保して、苦情が出た場合、管理者と交渉をしながら対策を考える)

④すぐに動かせないドラムセットを歩道に置かないで欲しい。

(ドラムセットはバラバラにすれば、数人ですぐ移動の出来るモノである)

⑤機材車両の駐車はさせない。移動などの指示に従わない場合は、駐車違反として扱う。

(駐車場を確保する)